ペットの火葬や葬式を行うための流れ

利用する業者やサービスの選択

ペットが亡くなり、お葬式をしたいという場合にはまずはご遺体のケアを行うとともに、どのようなサービスを利用するかを検討して、業者探しやサービス探しをしましょう。
ご遺体の腐敗が進まないよう、暑い時期なら冷房をかけた部屋に、寒い時期なら暖房の入った部屋は避け、冷たい場所に置くとともに保冷剤で手当てするなどして腐敗防止を図ります。
ペット葬のサービスを利用するにはインターネットでの検索が便利です。

ご自身の住まいがある地域で対応可能な業者や、動物のための葬儀を行ってくれるお寺が近くにないかを探しましょう。
業者やお寺のホームページを確認して、亡くなった動物の火葬の対応ができるかを確認しましょう。
たとえば、大型犬の場合、火葬場の設備の問題で対応ができないケースもありますし、逆に小さすぎても遺骨がほとんどなくなってしまうなど対応が難しいとされるケースもあるからです。

動物の種類やサイズ、重量に応じて対応可能な業者やお寺を見つけ出してください。
対応ができるところを見つけたら、今度はどのくらいの費用がかかるかを確認します。
大切なペットのためならという方でも、やはり、予算に制約があるご家庭も多いので、捻出できる資金の範囲でできるか、料金の比較検討を行い、希望や予算に合った業者を選びましょう。

当日に向けての準備

業者が見つかったら電話をして詳細を確認し、日程の取り決めを行います。
事故などで亡くなって腐敗が激しく、直ぐにでも執り行いたい場合やお仕事などの関係で明日しかできないなどお急ぎの方から、別居の親族にひと目会わせたいなど数日後に行いたい、会社を休めないから土日に行いたいなどの希望を踏まえて日程を調整します。
火葬設備を利用したり、住職のスケジュールもあり、場合によっては希望の日時がとれないケースもあります。

どうしても希望に合わない場合には、別の業者にあたることも検討しなければいけませんので、メールなどで問い合わせて返事を待つより、電話での問い合わせでリアルタイムに即反応が返ってくる方法で相談するのがベストです。

提示された料金に納得がいき、日程も調整できたら予約を入れます。
予約を入れるとともにそれまでのご遺体のケア方法のアドバイスをもらって、ご遺体の保護をするとともに、当日の移動手段を決めたり、火葬や葬儀に立ち会うご家族の確認を行いましょう。
人間の場合と異なり、喪服を着ての参列する必要は必ずしもありませんが、やはり、弔いを行う気持ちを整えるには黒いスーツやワンピース、黒のネクタイなどで身を清めたり、ご自身の宗派やお葬式を実施するお寺などの宗教に合わせてお数珠などを準備するなどすると、心穏やかに最期のお見送りができます。
火葬する際にお花を入れたい、好物を一緒に入れたり、お供えしたいなどがあれば、一緒に棺に入れたり、お供えするものも準備しておきます。
一匹で焼かれるのは可哀想だからとお気に入りだったぬいぐるみをお供えする、ペットフードなどを一緒に持っていくなど準備をしましょう。

なお、一緒に焼けないものもありますが、その際には業者の方が火葬場や祭壇にお供えするなどの配慮やアドバイスをくれます。

お葬式や火葬の執り行い

人間と同じように最期のお別れを行い、お寺などの場合には住職の読経などを行って一連の儀式を執り行った後で、火葬されます。

火葬の時間は動物の種類やサイズ、重量などによって異なり、小動物なら30分程度、大型犬なら1時間程度かけて丁寧に火葬され、ご遺骨となります。
ご遺骨は人間の場合と同じように、ご家族の手で収骨の儀も行われ、火葬のスタッフが丁寧に骨壺に納めてくれます。
骨壺はご自宅に持ち帰るケースが一般的ですが、お寺や専門業者が用意するペット専用の納骨堂に直ぐに納めて弔いをするという選択肢もあります。